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2017年1月18日訪問
「身体に良いものでも美味しくなければ続かないでしょ?だから美味しいものを作り始めたの。」
茨城県つくば市で農薬や化学肥料に頼らず、土の力で野菜を作るベルファームさん。
ケールや人参だけでなく、ほうれん草や小松菜など、多品目を栽培されています。
ご訪問時にいただいた”ケール”や”ちぢみほうれん草”は正に絶品っ!
ベルファームさんでは土づくりを主に農業をされております。
「人間が野菜を作るのではなく、土(自然)が野菜を育てている。我々はそれの手助けをしているだけに過ぎない。」
そう代表の鈴木社長はおっしゃられます。
ベルファームさんでは土づくりのため、農薬や化学肥料を使用しないだけでなく、使用する堆肥(肥料)も自社で作成・配合されています。
毎年すべての圃場を土壌分析し、配合した堆肥の影響がどうだったのかを研究されています。
ケールの栽培では害虫・病気・害獣など様々なトラブルがあります。
病気対策としては農薬や化学肥料の力に頼らず、土づくりをしっかりとし、植物そのものを強くさせて対策をしています。
また、害虫対策としては圃場のわきに害虫がより好む植物を植えたり、圃場内にハーブ類を植え、害虫を忌避させたりなどするコンパニオンプランツで対策をしています。
今、一番問題になっているのが”害獣”です。
行ってみてびっくりしたのですが、鳥さんは冬場の甘くなったケールが大好物。
圃場の見学に行ったときに、大声を出すと30〜40羽もの鳥さんが一斉に羽ばたいて逃げていきます。
鳥類は羽が何かに引っかかることが大嫌い。
その習性を利用して圃場に糸を引いていますが、それでも何十羽と圃場に入ります。
ケールは春から夏にかけて”苦み”が増し、秋から冬には”甘み”と”とろ味”が出ます。
「この時期は甘いからおすすめ!」ではなく、季節により味が変わる自然の味わいを楽しんでいただければと思います。